細菌検査精度管理サーベイ

細菌検査精度管理サーベイのお申込み、結果確認ができます。日常の検査精度を客観的に判定するための試験として外部精度管理サーベイを実施しています。生菌数、大腸菌群、大腸菌、黄色ブドウ球菌の4項目について日常の検査方法で実施します。

日水製薬の精度管理

食品製造工場における微生物検査の信頼性向上のためには、日常の検査精度に問題がないのか客観的に知る必要があります。

弊社では、日常の検査精度を客観的に判定するための試験として外部精度管理サーベイを実施しております。生菌数、大腸菌群、大腸菌、黄色ブドウ球菌の4項目を設定しており、日常の検査方法で実施します。

2021年度は約1700名の参加者がありました。全体集計データをベースに統計解析を行ない、それぞれの実施担当者には結果報告値が示すサーベイ参加者全体からの位置関係やZスコア解析による判定等を解析報告しております。

これにより、多大なN数の中での自身の技能・精度を客観的にみることができます。

Zスコアによる解析ではサーベイの目標菌数と同じとき、Zスコアは「0」となり、±2Zスコアをはずれた結果には検査において潜在的な問題を含む可能性があります。

  • 潜在的な検査の問題点、操作手順の見直し
  • 日常検査の精度の確認
  • 個人のスキルアップ、工場間の検査精度の格差

外部精度管理サーベイは、実施担当者のスキルの確認や潜在的な問題を見直すきっかけとなり、日常の検査の信頼性確保に努める機会にお役立て頂けることと思います。

細菌検査における潜在的な問題の一例としては、次のような要因が挙げられます。

細菌検査成績に影響を及ぼす問題となる要因

  • 不適切な培地作製
    • 期限切れ製品や固まった粉末培地の使用
    • 加温溶解時の過加熱や長時間のオートクレーブ滅菌
    • 作り置きした培地の再溶解
    • 培地溶解後の長時間の保温
  • 不適切な検査手技
    • 器具類の滅菌不良
    • 検体希釈液の分注量のバラツキや不正確な希釈操作
    • 高い温度の培地での混釈や混釈後のシャーレの積み上げ
    • 不十分な混釈操作
    • 不適切な培養温度や培養時間
    • フラン器への培地の詰めすぎ、風による乾燥
  • 不適切な判定
    • 集落の見落とし
    • 検体残さと集落との判別、算出方法ミス

細菌検査精度管理サーベイの検査手順

※詳細な検査方法は試料と一緒にお送りします。

生菌数、大腸菌群数、大腸菌数検査の例

黄色ブドウ球菌、平板塗抹検査の例

精度管理用試料の上に0.1~0.2mL加え、コンラージ棒で菌液を培地面に広げます。

データ解析の方法

1. ヒストグラムによる菌数分布の解析

※実際のご提示するデータとは異なる場合がございます。

2. 円グラフによる培地使用状況の解析

※実際のご提示するデータとは異なる場合がございます。

3. Zスコアによる解析

細菌検査精度管理サーベイ お申し込みから実施の流れ

  1. ログインページにアクセス
  2. 新規お申し込み
  3. 施設情報のご登録
  4. メールによる参加申し込みのご確認
  5. 試料発送
  6. 測定
  7. 結果入力
  8. web上にて結果報告書が公開される